映画「舟を編む」

昨年の本屋大賞だった「舟を編む」うかつなことに映画化の話も全く知らず、ニュースサイトで封切りの記事を見てあわてて家内を誘って映画館へ飛んでいった。お話は、ある出版社で国語辞典を新たに作るという単純なもの。はでなアクションも無くどきどきハラハラするようなシーンもほとんど無い。でも、ワクワク楽しい。後半の出版記念パーティーでは思わず映画の中の人と一緒に拍手をしそうになった。
本を読んでから観ると違和感のある映画は多いけれど「舟を編む」は全然そんなことはなく、読んだ人には是非見て欲しいし、読んでない人にもやっぱり観て欲しい名作だ。もし映画を観て良かったと思ったら、本を買って読んで欲しい。読んで、見て、触って、映画では語られなかった部分を更に楽しめると思う。