難しいことを専門用語で難解に説明するよりも誰にでも分かるように説明できる方がスゴイと言うことはよく本にも書いてあるし納得できる。でも業界にどっぷり浸かっていると自分が使っていることばが専門用語なのかどうなのかさえわからなくなってくる。だから自分の職業のことをさらりと説明できる人や 他のものにうまく例えることができる人はうらやましいし私の目標とするところでもある。
「絵と言葉の一研究」はデザインのこと装丁のことそしてそれを職業とすることがどう言うことなのか、ストンと読み手のからだに納まるようにスッキリ書かれてある。それに本屋さんで手にとっていただくと分かるが嵩高で軽い、本自体の作りも本の内容も電子書籍では感じることのできない魅力が詰まっている。デザインに興味がある方には是非読んで欲しい1冊だ。
本のカバーには表紙やカバーに使った紙の銘柄が記載されている。こう言う動きがどんどん広がってくれるといイイな!と思う。
- 作者: 寄藤文平
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2012/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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