デザインのひきだし18で第2特集は「紙の魔術師・嵩高紙」。私が本やさんへ行って何かの本を手にしたとき、見た目より軽いとなんだか知らないけど「あ!!読める」と言う安心感がある。本やさんで買おうかどうしようと迷っているときには軽い本だと買う率が高くなる。
紙名手配で嵩高の紙というと、本文用では淡クリームラフ書籍、コミックポップ、コミックマガジンや、今話題のブンペル。その他ではやっぱり外せないのが活版の名刺で人気のハーフエア。
ハーフエア5色の中で厚手の180kgがあるのは白系3色、コットン、ヘンプ、コルク。3色で真ん中の色は「ヘンプ」だが何を表しているかご存じだろうか?ヘンプは麻(大麻)のこと。でも麻の花や草自体ではなく麻布を表しているようだ。ハーフエア自体が麻布ような荒削りな紙なのでヘンプはその風合ともピッタリマッチしてイイ雰囲気を出している。目にも優しいので奮発して本文に使って頂くと軽くて安心感のある本が出来上がる。
- 作者: グラフィック社編集部
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2013/02/06
- メディア: 大型本
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プロフィール
商品名:ハーフエア
発売年:2007年発売
メーカー:王子エフテックス
おもて面:表面は平らで紙とほぼ同色の短い糸くずのようなものがブレンドされている。
裏面:表裏差はほとんど無い。多少裏面の方が平ら。
用途:名刺、カード、パッケージ、案内状
説明:半分空気でできているような嵩高(かさだか)の軽い紙。
白について:白い方から順に、コットン>ヘンプ>コルク