新橋

私が初めて「新橋」と言う色に触れたのは玉しき(現在の玉しきみずたま)だ。当時は新橋と言う橋がこんな色なのだと思っていたのだが調べてみると違っていた。「明治末から大正期に新橋の芸者から流行した色」だそうだ。京都の京阪伏見稲荷駅やJR稲荷駅稲荷大社にあやかって駅全体が朱色のイメージで構成されている。たぶん覚えている人も多いだろう?!JRや ゆりかもめ の新橋駅も所々緑色が意識して使われているようだが、東京に住む人達は「新橋」と聞いて緑色(青緑色)をイメージするのだろうか?

商品名:玉しき みずたま(旧 玉しき)
発売年:1969年発売
メーカー:特種東海製紙
おもて面:平らでザラっとしている。直径5mm程度の●が11mm程度の間隔で並んでいる裏面:手触りはおもて面と大差無いが、白 90kg以外は水玉模様がほとんど見えない。
用途:しおり、案内状
説明:千載和歌集の中にある「雲の上の有明の月も影さえてふるや霰(あられ)の玉敷の庭」から『玉しき』と命名。特殊な技術で透かしのような水玉模様になっている