ベール

景察手帳で「毎日紙の紹介(休日以外)」を初めて3年あまり、ロベールが初登場だとは意外だった。白系で平らな紙だと紹介しづらいと言うのが正直の所だ。ロベールはアラベール発売の翌年1990年に発売になっている。平らでラフな肌のアラベールと似た感じなのでベールつながりのシリーズかと思っていたが違うようだ。
ロベールと言う名の商品はそれ以前にもあって、機械抄きの画材用紙として1969年に発売されている。商品名は 長網抄紙機の考案者であるフランスの技術者nicolas louis robertにちなんでロベールと名付けられたが10年弱で廃品になっている。
旧ロベールはマーメイドの凹凸をもっと強調したような粗い表面で現在のロベールとはかなり違う。現在のロベールが何故この名前を引き継いだのか?その経緯については謎のベールに包まれている。

プロフィール
商品名:ロベール
発売年:1990年発売
メーカー:日清紡ペーパープロダクツ
おもて面:平らでラフだがアラベールよりも柔らかな風合
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:名刺、カード、案内状