ビブリア古書堂の事件手帖

表紙だけ見てマンガかと思っていたら小説だった。
物語は古本屋さんで働き出した主人公とその店の美人店主が、本にまつわるチョットした謎を解いていく人の死なない推理小説だ。現在三巻まで発売されていてどれも3〜4話の短編で構成されている。それぞれの話の中で実在する本が取り上げられていてその本の生い立ちや内容にも少し触れている。...探して読みたくなる。中学生の初恋のようななかなか進展しない二人の恋模様もちょっとイイ。
今年読んだ本、舟を編む花もて語れ星間商事株式会社社史編纂室、そしてこのビブリア古書堂の事件手帖。このところ「本」テーマにした物語にはまっている。読んでまた本が好きになる。物語の中に登場する本も読みたくなる。このまま本に溺れていきたい。