スフレ

スフレ専門店が京都にあるのを知ってみんなで六盛茶庭に行った。仕事で鹿児島に居る長女が一緒に行けなかったのは残念だけれど、まぁまた次の機会にでも。
六盛茶庭は入り口近くの作りは和風だけど、奥は洋風、流れる音楽はジャズ。なんだかミスマッチが心地イイ。メニューにはスフレの説明や注意書きがいくつか貼りつけてある。

家内と次女はアーモンドのスフレ、三女はきなこと黒蜜。私はバニラでこれが一番シンプルなスフレだ。

見た感じはドコモダケかエリンギみたいな変な形、真ん中にスプーンで穴をあけて特製ソースを流し込む。後はお好みでくずしながら食べていく。早く食べないと味が変わると言われてもなんだか穴をあけるもの崩していくのももったいない気もする。いやいやそんなことを言っている暇はない、気のせいか少ししぼんで来たような。あわてて食べ始めるとフワっと でもしっとりした食感と優しい甘さが口の中に広がる。味も感触も今までに無い感触。
自宅に帰って三女は私の父に「おじいちゃん、天国のような味だよ」と報告した。ちょっと大げさかもしれない、でもホントに幸せな味だった。