変わらないもの

昨日紹介した雲を意味する「ニュアージュ」で私が思い出していたのは奥華子の「変わらないもの」と「時をかける少女」のこの映像だ。
時をかける少女」と言うとどの作品が思い浮ぶだろう?私がふと思い出したこのアニメ版だろうか?原田知世の実写映画版だろうか?それともNHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」だろうか?原作の小説は1965年から連載されたものらしいがそのあと何度も映像化され「時をかける少女」自体が 時をかける物語になっている。でも変わらないのは「誰かを大切に思う気持ち」のように思う。
そんな「変わらないもの」と言うにふさわしい時をかける紙がオレンジ情熱コレクションの中に入っている。NBファイバーだ。当初はNBKファイバーと言う名称で9色だった。現在は17色に増えているが途中で廃色になったのは1色だけのようだ。微妙な半光沢が特徴の紙で「ファイバー」から想像できるように強度がある。厚手の封筒や保存袋、手提げ袋など、主に中身を守る用途に使われる。60年近くの間ほとんど廃色も出さず変わらない色とこの独特の風合。何かを大切に思う気持ち、誰かに伝えたいメッセージを大切に守る役割。紙にも♪時をこえてく思いがある♪のだ

半光沢の映像と厚さについてはfacebookをご覧ください。
プロフィール
商品名:NBファイバー
発売年:1955年発売
メーカー:日清紡ペーパープロダクツ
おもて面:微妙な半光沢、ツルツルした手触り、カリッと堅い質感
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:封筒、手提げ袋、表紙、名刺
説明:日清紡の「N」と「B」、強度をイメージするファイバーから命名。
白について:「白」は乳白色で、他の商品ならナチュラルと表現されるかも知れない色。