流れ目の判別

紙の流れ目を判別する方法はインターネットの他のサイトでもいくつか紹介されている。

1.破いてみる
新聞で試してみるとわかりやすい、朝日、毎日、読売など普通の新聞は一番大きく広げたとき縦書きの文字方向には破りやすく、その逆は破りにくい。新聞紙はY目(ヨコメ)です。

2.水に浮かべてみる。
水に触れている側の繊維が、伸びるので流れ目を軸にしてカールする。

3.折ってみる
流れ目に添うと折り易い。
折らないまでもどちら方法に反発するか紙を曲げてみる。

4.紙の端を持ってしなり方を見る。

5.光に透かしてみる...あまりオススメしません。

私達はお客様からお預かりした紙の流れ目をチェックすることがほとんどなので、「破る」「水に濡らす」「折る」はできない。そのため私がよく使うのは手でどちらに反発するか感触をみるのと、もう一つは蒸気だ。
電気ポットの蓋をあけて、立ち上がる湯気に紙の片面を当ててカールする方向を見る。これだと紙を傷めないし、すぐに元通り平らになる。
sumimasen shashinha aratamete satuei shimasu