みずたま推し

玉しき...現在の 玉しき みずたま をはじめて見たときは、なんだか古くさい紙だと思った。当時は金茶と緑を含めて90kg 180kg 共に6色で今よりもう少し華やかだったのに、あの頃の私は若すぎてこの紙の良さが分からなかったようだ。今見るとなんとも言えない良い風合をしている。廃色になった2色の内 金茶は残っていて欲しかったと今は残念に思っている。

プロフィール
商品名:玉しき みずたま(旧 玉しき)
発売年:1969年発売
メーカー:特種東海製紙
おもて面:平らでザラっとしている。直径5mm程度の●が11mm程度の間隔で並んでいる裏面:手触りはおもて面と大差無いが、白 90kg以外は水玉模様がほとんど見えない。
用途:しおり、案内状
説明:千載和歌集の中にある「雲の上の有明の月も影さえてふるや霰(あられ)の玉敷の庭」から『玉しき』と命名。特殊な技術で透かしのような水玉模様になっている。
白について:「白」はおおむね白老上質と同じ程度の白さ。