ライ麦畑でつかまえて

昔からずっと読みたかった本が2つあった。一つは『アルジャーノンに花束を』で私が昨年読んだ本の中ではNo.1だった。そう思ってもう1冊もと期待して読み始めたのがこの『ライ麦畑でつかまえて』。正直のところ何度も途中でやめようと思った。終わり間際の妹と会話するところは心に響くところはあったけれどそこにたどり着くまでが長い。時々何かの引用でみかける「広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、捕まえてあげるような、そんな人間になりたい」と言うのは、この妹との会話の中にあるので作品の終わりの方だ。
アマゾンのレビューを見ても意見は両極端に分かれている。
う〜ん、私にはちょっと難しかったようだ。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)