ヤヌスの紙

トゥーフェイスミニッツ 2005年発売 日清紡
学生の頃カヌーをやっていた私、卒業してからも試合を観に行ったりお手伝いをしたりするからだろうか?大きな大会のある8月の後半になると1年が終わっていくような気がする、チョットした年末気分だ。そんなことを考えていてふと思い出したのが高校の時の英語で習った、January(1月)の由来。ローマ神話で二つの顔を持つと言われるJanus(ヤヌス)、過ぎ行く年と新しい年両方に顔を向けているということでそれにちなんで1月はJanuaryだそうだ。
そんな二つの顔という名の紙トゥーフェイスミニッツ、ミニッツGAと同じ細かな菱型の両面エンボスだ。ミニッツWとか両面ミニッツにならなかったとことがちょっとオシャレだ良い感じだ。「小さき物たち」と言う名のミニッツと同じ細かいエンボスは細かすぎて一見ただのマットコートのようだ。でも、印刷仕上りもそしてもちろん手触りも、その辺にあるマットコートとは大きく違う。単に両面エンボスと言うだけでなく目で見て手で感じるという二面性も持っているトゥーフェイスミニッツ、二つの顔を持つヤヌスの紙だ。

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