東京の新名所Pam

テクスチャペーパーの世界で東京の名所というと竹尾見本帖本店、と銀座の王子ペーパーライブラリーだろう?!銀座の紙百科はかなり前から休館中、青山見本帖も今年3月に閉店してしまって大変残念だ。
案外知られていないのが特種東海製紙のPam東京。もちろん入館無料だ。東京駅八重洲南口八重洲ブックセンターの隣のビルの6F、ビルの入口は少し入りにくい雰囲気だがみずほ証券の受付などを無視してそのままエレベータで6Fへ。入口近くには抄紙機(紙を抄く機械)の木製の模型が2機、紙のことを書いた本などではよく見かけるが図で見るのと模型とは違う、やっぱり立体物は良い。2機の内 片方が長網抄紙機、もう一方が円網抄紙機、紙はこんな機械から作り出される。見落とさずにじっくり見て欲しい。
ロックされていそうなガラスの扉を通るとそこにはあふれるような紙の展示。スペースはあまり大きくないが、ゆっくり紙に浸れる雰囲気がある。奥の壁には色とりどりのたくさんの種類の紙がレンガ程度の大きさで貼りつけてある。見ているだけで楽しい。でも実はそれは隠し引き出しになっていて貼りつけてある紙と同じ物が格納されている。案内の人にお願いするともしかしたら何枚かはプレゼントしてくれるかもしれない。
土日祝日は休業、10:00〜18:00
東京の方はもちろん、たまたま東京へ行った人も、便利な場所なので一度見ておかれることをオススメする。