愛宕参り

「あんたら二人で今から上がるんか?ここは5時半に閉めるさかいやめとき!」
駐車場に着いたのは午後2:30。駐車場のおばちゃんと多少押し問答の末なんとか停めさせてもらった。「あかんと思たら途中で降りて来いや」と言う声を背に多少急ぎ気味に登る。登り口の所に片道2時間半と書いてある、おばちゃんの心配もうなずける。しかし私が若い頃は片道1時間かからなかった。
子供が3歳になるまでにお参りするとその子供は火事にあわないと言われている愛宕神社、ウチの子供達はもちろん3人とも3歳までにお参りしている。愛宕山は何となく「3」と言う数字にかかわりが有るような私の勝手な思い込みで、だいたい3年に一度お参りしている。今年がちょうど3年目、冬は雪が降るし夏は暑くて大変なので今頃がチャンスだ。そこで高3の末娘を誘ってお参りに来た。3年前に末娘と登った時は1時間10分、今回も大丈夫、と思ったものの結構きつかった。登っていっても降りてくる人ばかりちょっと不安になった。神社に着く間際で3組ほど追い越した。汗だくになってやっとたどり着いた。今回も1時間10分、予定通りだ。古いお札を納めてお参りをする。新しいお札を頂いて休憩ナシで降り始める。登りはただただ登るばかりだったが、下りは少し余裕ができたのか先生の話とか彼氏の話とかたくさん聞かせてくれた。
駐車場に着いたのは5時5分頃、おばちゃんも私達の顔を覚えていたようで「お見それしました」と言っていた。
流石に疲れた。3年後はどれぐらいで登れるだろう?