本のルール

4月23日から5月12日まで「こどもの読書週間」、そして今日が「子ども読書の日」だそうだ。
結婚する前から子供達には、きちんと本を読む人になって欲しいと思っていた。子供ができてからは、まだ幼くて字が読めない時から結構大きくなってからも一緒に絵本を読んだりした。みんなで出掛けたときは本屋さんにもよく立ち寄った。少し大きくなって自分で読めるようになると本のルールを作った。
1.マンガは自分で買う
2.他の本は私が買ってあげる。
3.買ってもらった本でも読んでみておもしろくなければ読まなくても良い。
ルールと言ってもこれだけだ。3番の「読まなくても良い」は無駄使いを奨励しているようだが読まなかった本は意外に少ないようだ。子供達に向けたルールではないけれど、無理に感想をきいたり「どこまで読んだの?」と言うのは聞かないことにしている。何故かというと私が嫌だったからだ。押しつけられるとやりたくない性格は遺伝していることだろう?!
いつの頃からか自分の気に入った本は「お父さんにも読んでほしい」と言って持ってくるようになった。子供達が持って来た本は絵本でもマンガでも小説でも、今読んでいる本を中断して最優先で読むようにしている。自分が薦めた本の感想は放っておいても良く話すし、私の頭の中は子供とレベルがあまり違わないためかその本自体も結構おもしろい。
最近では本に限らず映画や音楽、テレビCM、お菓子のパッケージ、など分野を問わず「こう言うのはおとうさんも好きだと思う」と言って色々なネタを持ってきてくれる。今や私にとっては貴重な情報源だ。
負うた子に教わると言うのはこう言うことかと思ったりする。