カラスのボブ

新スーパーボブ 特種東海製紙
「PAPER ARK(かみのはこぶね)」見本帳の黒いケースは新スーパーボブの黒を使っている。これは、光を遮ることと、クッション材として中身の保護用、そして方舟伝説に出てくるカラスにちなんで黒いケースを使っている。かみのはこぶねをお持ちの方は御存知だが、新スーパーボブは色の付いた紙でできた片面の段ボールだ。この片面段ボールのシリーズはこの他に、新スーパーボブ以前からあるスーパーボブ、段ボールの波々の細いウルトラボブ、波々が更に波打っているウェーブボブ(廃品)がある。同じシリーズなので当然かもしれないが全部「ボブ」だ。何故「ボブ」なのか聞いてみたがわからないとのことだった。そこで思い出したのが「デザインのひきだし12」に載っていた打抜き機械だ。私の周りではトムソンと呼んでいるが、関東では「ビク」と言うのだと聞いたことがあった。どちらも機械の名前とか機械メーカーの名前(ビクはビクトリア)が打抜き機械の代名詞として使われるようになったとのことだ。「ボブ」も機械の名前だろうかと思って調べてみた。すると段ボールを作る機械のメーカーに「ボブスト」という会社があることがわかった。もしかしたらこれなのか?と私は思っている。