わび・さび

新本流和紙 茶入
茶入!!単刀直入、あまりにもシンプルな商品名だが、それはそれで和紙らしい。
見た感じは新シリアルペーパーと少し似ているが、紙の風合、手触り、色合い、何を取っても 和!紙! だ。
色は「白」と「うす緑」の2色、どちらもお茶の良い香りがしてきそうな たたずまいだ。
昨日紹介した綺礼紙...いわゆる大礼紙の場合、裏面はいかにも「裏」と言う感じで裏表逆に使うことはまずない。この茶入も一般的な和紙同様、おもてはツルっとしていて裏はザラザラだが、裏は裏で暖かみがあって良い。あえて裏を使うのもチョットおしゃれな感じだ。
茶入と言う名前からして、白 と うす緑で限界かもしれないが、2色では少し寂しい。あと2〜3色あると楽しいのだが、お茶だけに華やいだ色をあえて排除して 詫び・寂び(わび・さび)を感じる演出をしているのかもしれない。