昭和十年代の京都・深草昔ばなし

先日、お得意先の海文舎印刷さんへ伺ったら、おもしろいエッセイの出版をお手伝いしたとおっしゃっていた。「昭和十年代の京都・深草昔ばなし」と言う本、ご近所のお話でもあるし早速購入させていただいた。たまたま今朝、京都新聞を見ていたらこの本が紹介されていた。お問い合わせ先に海文舎印刷さんの名前もしっかり載っていた。
海文舎印刷さんとは私の学生時代、アルバイトに配達していた頃からのおつきあいだ。なかなかおもしろい社長で、常に新しいことやおもしろいことを探しているような、失礼ながら私と少し似た部分がある方だ。これも失礼ながら大きな「印刷会社」ではないので名刺でもチラシでもこなす「なんでも印刷屋さん」だ。しかし、たぶんご本人から聞いたのではなかったと思うが、海文舎の「舎」の字は「本の出版をする」という意思表示だと伺ったことがある。
長いおつきあいだが、以前は学校の文集程度で「出版」と言う感じではなかった。それがここ数年、自費出版の仕事も増えてきたようで楽しそうだ。社長の人柄だろう、本について色々相談する人も増えてきたようだ。自らハンドメイドでハードカバーの製本もされるので、本のことは印刷の前の段階から製本、出版まで良く御存知だ。
ちょっと本を書いてみたいと思う方は、気軽に相談してみてはどうだろう?