紙ソムリエ

タントセレクト TS−6 2009年発売 特種製紙(現 特種東海製紙
TS−1TS−3が増色になったのでタントセレクトを続けて書いているが、最近物覚えが悪くなって、記号だけだとどうも覚えづらい。せめてレザックの80以降のように副題があると良いナと思う。例えば昨日のTS−5は「波動」、TS−7は「3D」、TS−6は「粒子」と言う感じで。
私の印象ではTS−6は細かい粒々が密集しているので、砂嵐とか軽石アスファルトとかそんなイメージだが、副題がついてしまうとやはりイメージが固定され勝ちだ。商品名が記号なのはそう言う限定されたイメージから抜け出して、純粋に紙と向き合って欲しいというメーカーの意思表示とも受け取れる。とは言うもののそう言う紙選びはなかなか難しい。
「イメージを固定しないで用途に合う紙をお客様に選んで頂けるようにお手伝いする」私の考える理想の「紙ソムリエ」だ。それに少しでも近づくために私自身も、紙名手配も、もっと進化しなければと思っている。