うろこ雲の夕焼け

シャイナー

シャイナー 1991年発売 日清紡
日が暮れるのがかなり早くなった。空を見上げるとうろこ雲、夕焼けに反射してキラッ光る。その時何となく思い出したのはシャイナーだ。
年配の方には「キラキラっとした霜降りで襖紙のような」というとわかって頂けたりするが、「襖」自体が最近少なくなったので若い方にはイメージが湧かないかもしれない。和紙風で所々が光るチョット不思議な片面パール加工紙だ。
商品名は「shine=輝く」からのネイミングのようだ。この和紙風の紙に英語の名前を付けたのは「和」だけではなく「洋」にも使えるゾ!という意思表示だろうか?
色は全部で6色、厚さは70kg、100kg、120kgと比較的薄手だ。こう言う比較的薄手の商品で、しかも色数が少ないと見本帳に入っていてもあまり目立たなくて可愛そうだ。
あるいは彼(彼女?)は恥ずかしがりやさんでシャイな紙なのか?