凸版活版

失礼ながら「デザインのひきだし」を毎回きっちり買っているわけではない、でも時々気になって見てみるとおもしろい記事が載っている。今回は凸版活版。
このところ、新局紙とか波光とか活版で印刷した時に良い雰囲気になる紙を取り上げているのは実はこの本の影響もある。(と言っても新局紙や波光がが載っているわけではない)
活版印刷は自動でハンコを押すような機械で、オフセット印刷と比べるとわかりやすい構造になっている。それに子供のころ頭に描いたガッチャンガッチャン動く「きかい」と言う感じで親しみやすい。「デザインのひきだし」の中にも印刷機械の写真や、活字、金属版、樹脂版などが載っているので見てみるとおもしろいと思う。
今はカラーの印刷もお手軽に自宅でできるようになった。活版印刷はどうしても印刷屋さんで印刷してもらわないといけないので、今まで自分でプリントしていた人にはめんどくさいかもしれない。でも活版の印刷物に触れてその良さがわかると、名刺やDMなどに使ってみたくなる。そんな入り口まで導いてくれる今回の「デザインのひきだし」、是非手にとって見て欲しい。触っただけで「あぁ活版!」とわかる表紙もなかなか良い感じだ。