洒落やど!

シャレード ST ブルー

シャレード 1990年発売 東海パルプ(現 特種東海製紙
はじめて出逢った時から「この紙の名前の由来はなんだろう?」とか「うわぁ!!このネイミングはおもしろい!!」と思う紙もあるが、こうやってブログを書くときにしか名前の由来を考えたり調べたりしないものも有る。まぁほとんどの場合後者だ。
今日紹介するシャレードもそんな中の一つだ。セオリー通りに英和辞典で調べるとゼスチャーゲームと出た。あれ?これは違うぞ。斜めとかそんな意味は無いのか?と思っていたらふと気がついた。斜めのレード(簀の目模様)で「斜(しゃ)レード」あぁ!なるほど。
裏付けを取ったら確かにその通りだった。
以前にお話ししたかも知れないが、斜め線の紙というのは数少なく、しかも廃品になりやすい。そんな中でしっかり根付いているシャレードは貴重な存在だ。
シャレードは元々ST(Standard)、RE(Recycling)、GL(Gloss)3つのシリーズがあったが、1999年T目からY目に移行する際にGLは無くなってしまった。今ならレーザープリンター用に良いように思うのだが案外こう言う半光沢の紙は増えない。
現存するのはオーソドックスなSTと、チョット点々の入ったREの2種類だ。
斜め線と言うだけで私のお気に入りなのだが、こんなシャレの効いたネイミングだと知ったら益々好きになった。たくさんの人に知って頂けるように紙名手配のページも早急に充実したい。