復活の兆し

ハイテキソン

ハイテキソン 1969年頃−1980年頃 特種製紙
私が社会人になったときににはすでに廃品になっていたので資料と聞いた話でしかわからない。見本帳はあるので手にとって見ることはできる。
元々、靴底やハンドバッグの芯など工業用に使われていた紙をテクスチャペーパーとして改良したと聞いている。現在のニューウエブロンカラーの先代、ウエブロンカラーラミーはハイテキソンにエンボスしたハイテキソンラミーから改名したものだ。
ニューウエブロンカラーは皮のようなエンボスでメニューの表紙などに使われているが、ハイテキソンもなめし革の雰囲気がしてなかなかのものだ。
このハイテキソンと似た雰囲気の紙が近いうちに発売になるかもしれない。
この手の紙としては薄手の160kgもラインナップに加わるようで発売が楽しみだ。