鉱物的

カラペラピス 2010年発売 特種製紙
ホワイトデーの特集に割って入って申し訳ないが、新製品の紹介を優先したい。
新製品というのはカラペシリーズの新しい仲間「カラペラピス」だ。「ラピス」はラテン語で「石」を表すらしく「鉱物」という意味で使われている。カラペラピスはニューカラペのチャコールに特殊な加工をしているようだが、ベース紙はニューカラペの14.2kg(厚い方)よりも少し厚いようだ。ベース紙が黒っぽいと言うこともあって4色とも鈍い輝きで、昨日紹介したキュリアスメタルのような金属的な感じではなく、もっとシックで落ち着いた「鉱物的」な色合いと輝きだ。従来の国産の紙にはあまりない色味、そして堅そうな見た目からは想像できないこの薄さは手にとって感じて欲しい。
中身をより高級に演出する包装紙カラペラピス。白い紙ではないが、別の切り口でホワイトデーにふさわしい紙だと感じた。