文化のにない手

「ぢゃどう」のブログを読んだ母から「お茶のことなら伯母(母の妹)に教えてもらいなさい」と言われた。私の親戚にそんな人がいたとは?!と驚いたが、母にすればそんなことも知らなかったのかと驚いたようだ。あらあら。
アポを取って土曜日の今日、夫婦で教えを請いに伺った。抹茶のことだけでなく他のお茶の話、お作法などたくさんのことを教えていただいた。いやしかし全部は覚えきれない、でもあぁなるほどと思うことがたくさんあった。最後にひとこと「日本の文化ですから若い人が興味をもって受け継いでくれるとうれしい」と言われた。『もうあんまり若くはないですが、ちょっと興味は有ります。でもお茶に関しては私は受け継ぐところまではいかないヨ。』と心の中でつぶやきながらお別れした。
古くさいと思っていた物や、形式ばかり重んじてと敬遠していたことなどあったが、最近は古い物の良さや、作法の持つ意味がほんの少し分かるような気がしてきた。
このところ「年とったなぁ」と凹むことが多くなったが、いやいや年をとるのも案外悪くないゾとあらためて思った。