茶”道

コーヒーカップで抹茶

お茶を始めた。もともと夫婦共に経験は無いのに、習いに行くわけでもなくインターネットや本を読みながら見よう見まねで走り出した。きちんと習っていらっしゃる方にはそれは「ぢゃどう」だと言われそうだ。まぁそれでも、ちょっとした休憩時間にインスタントコーヒーを飲んだり、ティーバッグで紅茶を煎れたり、本式でなくても手軽にお茶を楽しむ人は多い。それが抹茶であっても私個人はOKだ。リラックスできて気分が落ち着けば良いのだ。
きっかけは1冊の本。年末に買った「ミソジの京都―知る・買う・食べる・暮らす」に、「コーヒーカップで抹茶を頂く」と言うようなことが書いてあった。良い感じ、やってみたい!と思った。
年明けにふらっと入った瀬戸物屋さんでまず目に付いたのが湯冷まし、そのあと抹茶に似合うコーヒーカップ。最後にこれもと抹茶茶碗を買った。その後、茶せんやら茶さじやら最低限必要であろうものを買ってとりあえず点ててみた。やってみて分かったのは、仕事しながら飲むのはコーヒーカップが手軽で良いが、ゆっくりして頂くときはやっぱり抹茶茶碗が落ち着くと言うこと。
それで、またまた抹茶茶碗を買いに清水五条あたりへ。順々に見ていくと、目に付いたもので高いものは八十数万円から安いものは1600円程度まで色々。観光地だけに行く店行く店で「どちらから?」と聞かれ「いやぁ!京都ですアハハ」と言う会話を繰り返し。手頃な茶碗を買い足した。
その後も、お茶請けを載せるお皿やら小さいお盆やら探しに行くとこれが結構楽しくて。いずれきちんとしたところへ行って手ほどきして頂こうと思うが、それまではとりあえず我流で。
さてさて「ぢゃどう」の濁点がとれるのはいつの日か?