自作自演

梅原洋紙店年賀状

何の理由もなく年賀状ネタは15日を過ぎてからと思っていた。
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私達の頂く年賀状をどんな年賀状だと思っていらっしゃるだろうか?
紙の会社なのでさぞ凝った年賀状ばかり来ると思っていらっしゃるかも知れないが案外そうでもなく、しっかりとデザインされたものはほんの一握りで型通りの年賀状が多い。ウチの会社も普通に型通りだったのだが、9年前に私が担当するようになって「変えてやろう!」と意気込んでいた。でも私にはデザインするほどの技量はない。それでもシンプルで印象に残るものを、と思って干支の文字を使った四文字熟語にすることにした。。
今年は「自作自演」
何かを企画して自分でやってみる。あるいは紙とお客様の出合いを私達が演出する。そんな思いを伝えたかった。
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さてそんな今年の年始に、うれしい年賀状を頂いた。
昨日コメントを書いて頂いた装丁家の臼井様からの年賀状だ。「直接紙を買ったことはないが紙名手配をいつも使っているので...」と言うようなことが書かれてあった。以前から同業の紙屋さんとか、印刷業者さんデザイナーさんに使っていただいているとは聞いていたが、実際にこう言う声を聞くと本当にうれしい。
年明け早々幸先(さいさき)が良い。
今年も何か良いことが有りそうだと心がはずむ。