ヤヌスの紙

漉合せ新大礼紙 ピンク

漉合せ新大礼紙 2008年発売 石川製紙
高校の時の英語の教科書に月々の呼び名の由来が書いてあった。Januaryは顔が2つあるヤヌスの神を語源とする。顔が2つある神様で、過ぎ去った古い年とこれから来る新しい年両方を見ているという内容だったと思う。
昨日、一昨日と紹介してきた新大礼紙一族の(今の所)末っ子、漉合せ新大礼紙リバーシブルだ。両面の要望は多いのだが大礼紙は一般的には片面、両面大礼紙と言うものもあるがほとんどの場合極端に厚い。漉合せ新大礼紙のように薄いものは他には見たことがない。(和紙の世界は奥深いので私が知らないだけで普通にあるのかもしれないが)。漉合せ新大礼紙は75kg〜135kgの4連量。90kg〜135kgの色物は片面がパステル色でもう一方は白。名刺や封筒、案内状、それからブライダルにも良く使われている。
漉合せ新大礼紙と言う商品名はなんだかゴツイ印象だが、実際の商品は名前に似合わずキュートでポップな紙だ。