大農場の終日

ビッグファーム 1984−2000年 巴川製紙所
先週、ビオトープGAファーヴィンに色とその雰囲気を受け渡したと書いたビッグファームだが、3日分並べて見ていただくと分かるがメーカーもバラバラで、ファーヴィンはビッグファーム廃品後6年も経っている。それぞれのメーカーがどう言う思いで作っているかは推し量れない。
ビッグファーム=大農場、見本帳を探しても見つからなかった(ザンネン!)ので記憶に残っているだけなのだが、濃い色のアースカラーで素朴な感じの良い紙だった。使っていてシワが増えてくると独特の「味」がでる珍しい紙で、手提げ袋や大きめの封筒に使うと良い雰囲気をかもしだす。
ハッキリは覚えていないが、売れないので廃品になったのではなく何か事情があって作れなくなったと記憶する。最近、抄紙機を新しくしたために同じ風合を出せないと言う商品が出てきている。ビッグファームの廃品は9年前だが同じような事情だったのだろうか?復活の見込みが無いのは悲しい。