適正な配合率と安定的な生産

再生紙に対し、高い白色度・過剰に高い品質・低コストを求めてしまった、製紙会社・企業・消費者・国等による社会構造に原因があると考えます」
中日新聞の社説に掲載された 名古屋市NPO法人 の声明文だ。

・「紙は真っ白でなくていい。家庭から出る新聞古紙をごみにしたくない」
・中国の大量需要で、古紙が足りなくなったせいもあるという。
・政府や製紙業界は、いたずらに数字を追わず、森林保護の現状や古紙の発生量、製品の用途に合わせた適正な配合率の再生紙を安定的に生産、供給してほしい。

冷静で現実的な意見だと思う。今回のリサイクルインパクト(再生紙古紙配合率偽装事件)に関しての新聞で、初めてまともな意見を読ませてもらった。