紙の再生から森の循環へ

封筒や包装用、手提げ袋によく使われている高白色の再生紙Nエイブルがリニューアルした。
今回の改変で生産時にCo2を多く発生する古紙を切り捨て、FSC認証パルプを配合して森林循環紙として生まれ変わった。名称もエイブルCoCに改めた。各メーカー古紙配合率の見直しをしている中で、今回のエイブルは環境紙として象徴的なリニューアルと言える。
レイナR100ハイブランカR100カルメンR100、サイセイカラーなどは100%だった古紙配合率を半分程度にして森林循環パルプを配合する予定だ。他にもコニーラップハーフトーンカラーサイセイ21プレミアムステージなど元々森林循環紙だった物も森林循環パルプの配合を増やして行く計画だと聞く。
商品名に「再生(サイセイ)」がつく洋紙も、紙の再生と言う小さなリングから、木の再生、森の循環と言う大きなサークルに向けて動き出している。