火花

私が本を探す時、目的がなく探すのを楽しむときは本屋さん、買う本が決まっているときはアマゾンという使い分けをしている。アマゾンでも最近ではKindle版(電子書籍)を買うことが増えた。価格は大差無い(多少安い)のだがなんといってもすぐに読めるのがありがたい。Kindle版があるのに紙の本を買うの時は、思い入れがあって本として手元に置いておきたい時と、誰かに貸す予定が有る時だ。
話題の「火花」を紙の本で買ったのは父が読みたいと言っていたからだ。とは言え送られてきた本を手に取ると「やっぱり紙の本はイイよね!」と思う。帯に使われているタントセレクトTS−6 N-9 100kgは微妙な透け感がなんとも言えずいい。その他、金色の火花が散ったようなデザインの表紙NTほそおりGA 黒。見返しには里紙きび100kg、扉の 燃えるような赤はビオトープGA-FSベリーレッド90kg。結構贅沢な本だなぁと思う。
内容の方は、売れない漫才師が師匠と思える人と出会って、漫才に対する思いを語ったり、それぞれ人間模様が描かれている。読み終わって、色々なシーンを思い返しながらあらためて本の装丁を見る。やっぱり紙の本はいいなぁ!

火花

火花