倉庫の中にツバメが飛んでいると言う報告を聞いてこれはなんだか縁起が良いと思っていたら、高いところで「チュンチュン」鳴いている。迷い込んで来たのはスズメのようだ。ちょっとザンネン
さて、スズメと言うとやはり新・草木染。新・草木染は和紙の草木染をモチーフにしたブレンド紙で、見た目よりは表面が平らで扱いやすい紙だ。
さてそのすずめ色だが、草木染なら植物の色名にすれば良いのにスズメは変だと思った。そう思って見てみると今までなんとも思わなかった「しらかべ」も白樺ではないことに気がついた。その他の色は...あまがわ(栗の渋皮)、あくいろ(灰汁)、いぐさいろ(畳)、うのはな(卯の花)、ひなびいろ、わらいろ(藁)。頭の中で並べていくと ひなびた田舎の風景を描いた1枚の絵が思い浮んだ。
新・草木染、なんとのんびりとしたやさしい紙であることか?!
プロフィール
商品名:新・草木染
発売年:1985年発売
メーカー:特種東海製紙
おもて面:茶系の糸くずのような物がブレンドされている。手触りはツルっとしている。
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:名刺、カード、パッケージ、案内状、包装紙
説明:和紙の草木染をモチーフにしたブレンド紙
白について:「しらかべ」は白老上質よりも乳白