きらびきF 発売年不明−2009年 特種製紙
私の大好きなきらびきシリーズの中に数点廃品がある。その内の一つきらびきF。きらびきの後につくローマ字は原紙をあらわす記号で通常は頭文字、他の商品とかぶる場合は次の文字をとったりとだいたい予想がつくのだが、この「きらびきF」は原紙がパルパーなので何故「F」なのか不明だ。
パルパーから使えそうな文字、P(プリマ),R(レザック82ろうけつ),L(レザック75)はすでに使われているし「パ」から半濁点をとって「ハ」にしてもH(波光)も使用済みということで、「F」と言う苦しい選択をしたのかも知れない。
それでも、分厚いを表すFAT、あるいはFUWAFUWA、と言う風にみるときらびきFの雰囲気を良く表している。
原紙のパルパーはスキーのゲレンデのようでワクワク感があるのだが、キラ加工したきらびきFはどんより曇り空のような重たい感じ。きらびきシリーズの中で原紙より重苦しくなるのは珍しい。
印刷しづらい要因がいくつか重なったこのとも悪かったのかもしれない。残念ながら昨年廃品になっている。