ガルバスCoC 2010年発売 日本大昭和板紙
2008年にGプランケナフがGプランHPになった際、ガバメントはガバメントCoCにリニューアルしたがメーカーの事情でGプランHPと共に廃品になってしまっていた。リニューアルの際には問題のあった古紙配合を切り捨て、森林循環パルプを加えての登場で、激戦のふわっとグロスの中「ニ手三手先を考えて」と言う意味でもユーザーの環境志向とハイクォリティを先取りして彗星のごとく現れた期待の新人だっが、あっけなく廃品になってしまった。
新製品ガルバスCoCは森林循環紙という環境意識とハイクォリティは前作ガバメントCoCをそのまま引き継ぎ、初代ガバメントの嵩高を再現するかたちでのリリースとなった。四六判で64.5kg、79kg、99kg、120.5kgと言うあまり馴染みのない連量のラインナップがその努力を伺わせる。
商品名のガルバス(GARVERS)は「ガバメント」+「リバース」の造語だそうだ。将棋の「と金」のように裏返ってパワーアップしたという意味なのか、あるいは空白期間を埋めるように逆襲を視野に入れてと言う意味なのか。いずれにしてもメーカーの力の入れようが伺える発売だ。
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ラフ・グロスは株式会社竹尾の登録商標です。
株式会社竹尾の扱わない紙はラフ・グロスとは言わないため紙名手配は商品の分類上ふわっとグロスと言う名称でカテゴライズしています。