紙はエコのバロメーター

マクドナルドがイギリスなどでストローをプラスチックから紙製に切り替えると発表した。日清のカップヌードルのカップは2008年から、図書カードも2016年から、その他パッケージなども少しずつ紙製に変ってきている。これは、海洋汚染で問題になっているマイクロプラスチック問題や、いずれ枯渇してしまう石油に依存する素材から離脱しようと言う世界的な大きな流れだ。
一方「紙」は、原料となる木が成長する過程で二酸化炭素を取り込み定着させる。更に植林することで森が循環する持続可能な素材だ。紙は文化のバロメーターと言われるけれどエコロジーバロメーターでもある。あなたが手に取ったモノやパッケージがプラスチックから紙に変っていたら、それを扱う会社が地球環境のことを真剣に考えている証拠だ。
あなたの身の回りのモノに少し注目していただければ、商品や会社が今までと違った見え方をするかもしれない。