２０１１年以来休止していたペーパーショウが久しぶりに開催！！今回は５月２５日（日曜）から６月１日（日曜）まで８日間という今までにない力の入りようだ。
タイトルは『ＳＵＢＴＬＥ（かすかな、ほんのわずかの）』。紙が、繊細な人の心に影響を及ぼしてきたシーンを色々な側面からとらえたデザインが並んでいる。展示の内容には「そうだよネ！」と納得できる部分があったり、「紙でこんなことができるのか？！」と目を見張る物があったり、素敵にワクワクする展示会だった。
新製品コーナーでは、紙名手配のユーザーの方にはすでにおなじみの「タントセレクト」の新シリーズや「Ｄ’ＣＲＡＦＴ」、「クラッシュＧＡ」などと並んで、今回の目玉である「ＮＴラシャ」の新色と新製品の「風光」が展示されていた。ＮＴラシャはこれから順次「ベルクール」と「キクラシャ」を取り込んでいくのだが、それにあわせて７月には新色が３色発売される。素直に白い「無垢」、深淵の黒「漆黒」、そして真ん中の赤「濃赤」だ。特にこの「濃赤」は、ＮＴラシャにはイイカンジの赤が無いと思っていた人には是非見ていただきたい逸品だ。
さて、今回のペーパーショウの展示物は『ＳＵＢＴＬＥ（サトル）』のタイトル通り繊細なモノが多く触ってはいけない。でも、こう言う展示会には珍しく撮影はＯＫだ。意匠を伴うデザインの撮影をフリーにするのは思うほど簡単なことじゃない。それを乗り越えた今回のペーパーショウは新しい一歩を踏み出したと言う印象だ。３年の熟成期間を経て大きく羽ばたいたペーパーショウ、これは見逃す手は無いゾ！！
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会期：２０１４年５月２５日（日）から６月１日（日）11:00 ― 20:00（入場は19:30まで）
会場：TOLOT/heuristic SHINONOME（トロット／ヒューリスティック東雲）
