四捨五入は小学校で習った、おとなになってもよく聞くしよく使う算数だ。ではニ捨三入 七捨八入は聞いたことがあるだろうか？少数第一位を四捨五入すると小数点以下がなくなってきれいな数字になるのに対して、少数第一位をニ捨三入 七捨八入すると０．５単位の区切りになる。紙の厚さを表す連量にはこのニ捨三入 七捨八入を使っていることが多い。（薄い紙や輸入紙など時々例外もある）これは小数点以下を野放しにしておくと数字が難解になって分かりづらいし、かといって四捨五入ではおおざっぱすぎるためだ。こんな話をしたからといってニ捨三入 七捨八入のやり方を詳しく説明するつもりはない。私達紙屋でもそんな作業をすることはめったに無い。チョットした豆知識として頭の片隅にでも。
