はじまりの終わり

商品でも人でもちょっとした違和感を感じることがある。外車や外国人がカッコ良く感じるのはこの違和感がプラスに働いた時だ。逆にこの違和感がマイナスに働くと同じ外車や外国人でもザンネンに思ったりする。見た感じ大きな違いはなくて、ほんのチョットしたことなのにカッコ良かったりダサかったり、それが商品の売れ行きや人気につながっていく。
今回廃品になったビギンはOKミューズバナナを少し大きくしたような柄だが、これが受け入れられるかどうかはチョットした違いだったのだろう。一つの商品が引退していくのはやはり寂しいものだ。
この「はじめる」と言う意味のビギンが「終わり」を告げた後はいよいよ真打ち登場?新製品の「モフル」は廃品や廃色商品達の期待を背負ってのリリースとなる。メーカーのサイトにある「モフモフ」「ふかふか、もやもや」「しましま」な『モフル』がどんなものなのか?今から楽しみだ。

プロフィール
商品名:ビギン
発売年:1987−2013年
メーカー:王子エフテックス
おもて面:マーメイドとOKミューズバナナの中間ぐらいの凹凸柄
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:名刺、カード、パッケージ、案内状