皮と革

皮革を扱う業者さんに、本物の皮で羊皮紙みたいなモノ作れませんか?と相談したことがある。その際メモに「皮」と書いたのを見て「革」だよと訂正された。その時まで「皮」と「革」区別したことがなかったのだが、表皮とか毛皮は「皮」、毛を取ってなめしたのが「革」だと教えてもらった。
この説明を聞いてから、紙の説明で「革のような」と書くべきだろうなぁと思いながら今でも「皮のような」と書いてしまうことが多い。
皮(革)と言うと一番に思い浮かべるのはやはり羊皮紙、でも羊皮をそのまま英語にしたシープスキンと言う紙があるのをご存じだろうか?見た目はモヤモヤしていてカリンと堅い。半透明にするのに使われている薬品のせいだろうかシャカシャカして良く滑る。白と古色の2色で2連量...4アイテムしかないので見本帳でも見落としてしまいそうだが、一度見て、触ると忘れられない印象的な紙だ。羊の皮を鞣して(なめして)作っていたパーチメントに近い風合。と説明書きには書いて有る。
羊の皮を鞣しているなら羊革紙じゃないのかなぁ?!とチラリと思う。