「オペーク」や「ペーク」が商品名につく紙がいくつかある。オペーク（opaque）は不透明と言う意味でケント紙やそれに近い紙に多くダイヤペークやネルソンオペークケントなどがそうだ。そんな中の一つマサゴオペーク。
マサゴオペークは真砂製紙が１９６３年に発売した紙で淡いクリーム色の高級印刷用紙だ。１９６３年と言うとオリンピックの前の年、業界では有名だがマサゴオペークは東京オリンピックのポスターに採用されている。110kgと130kg、たった２連量しかない、そして（失礼ながら）あまり特徴があるとは言えないこの紙が５０年近く経った今も売れ続けているというのはスゴイと思う。
私と同い年なので、まだまだこれからも現役でがんばって欲しいとエールを送りたい。
プロフィール
商品名：マサゴオペーク
発売年：１９６３年発売
メーカー：特種東海製紙
おもて面：淡いクリーム色できめ細かく、手触りはツルっとしている。
裏面：表裏差はほとんど無い。
用途：名刺、案内状、ポスター
説明：真砂製紙が開発した高級印刷用紙。東京オリンピックのポスターに使われていた。
白について：該当色ナシ
