書き味

2年ほど前、この景察手帳に「20数年前の万年筆を復活させた」と書いている。この時は特に触れていないが復活させたのには訳がある。お客様から「システム手帳などに使う手帳用紙と万年筆の相性はどうですか」と言う問合せを頂いたからだ。復活させた万年筆で上質やトモエリバー手帳、他メーカーの手帳用紙、色々書いてみたがトモエリバー手帳が一番書き味良かった。
この書き味と言うのは紙の平滑度に大きく左右されるのだそうだ。そこで上質とトモエリバー手帳の平滑度を比べて見た。上質が60〜70なのに対してトモエリバー手帳は90と格段に滑らだ。やはり気持ちよく書けるのには理由があるのだ。
(平滑度はおもて面同志を比較しています)

プロフィール
商品名:トモエリバー手帳
発売年:
メーカー:巴川製紙所
おもて面:平らでしっとり滑らか
裏面:表裏差はほとんど無い。
用途:手帳の本文、便箋
説明:手帳用の薄紙。不透明度が高く表面の平滑度も高い。万年筆、ボールペン、えんぴつ等の筆記適性に優れています
白について:白老上質より少し乳白